【インタビュー】池田美都,

SLOW MOVEMENT参加アーティスト紹介
今回は映像作家の池田美都さんを紹介いたします。

 

池田美都 いけだ・みと(映像作家 / 記録映像)

s-mitoikeda

 

◎池田さんへ、スロームーブメントについて5つの質問

 

Q1:「スロームーブメント」プロジェクトについて
お話を最初に聞いた時には、どういう印象を抱きましたか?

とてもワクワクして、2020年への道筋を思い描いた。
クリスさんの構想(パラリンピックの開会式でパフォーマンスをする)を実現させる!

 

Q2:プロジェクトの作品制作をする上で、
大切にしていることや工夫していることはなんですか?

そこにある、小さくて静かで、目立たないかもしれないけれど、
でも、普遍的な何かとつながっていそうなものを見逃さないようにする。

 

Q3:作品制作をおこなっているなかで
一番印象に残ってたことを教えてください。

ワークショップ中に、男の子と女の子が、手を繋いでいるところを
撮影していたら、撮らないで!!って激しく怒られたこと(女の子に)。

 

Q4:プロジェクトのパフォーマンス初演が無事終わりましたが、ご自身がここは見所だ!と思うところなどを教えてください!

パフォーマンスが上演されて、オーディエンスと、
どんな風に融合していくのか。
まざりあって、溶け合って、ひとつになってほしい。

 

Q5:最後の質問です。「スロームーブメント」の大きなテーマの1つは“旅”ですが、ご自身にとっての”旅“とはなんですか?

新鮮な風に吹かれるのを楽しみに、自分はどこにいても変わらないぞ、
などと自信満々に、余裕の素振りで出掛けるけれど、
気がつけば、体のすみずみの細胞まで入れ替わってそうなくらい、
毎回、その場所や人に染まって、文化に衝撃をうけて、ボロボロになって、
うちに戻ってくること。

池田美都さんによる、スロームーブメント青山公演の映像

[プ ロフィール]

池田美都 いけだ・みと(映像作家 / 記録映像)

1977年生まれ。多摩美術大学芸術学部卒業後、撮影監督のアシスタントを経て、2010年独立。以降、MVやCFのカメラマンとして活動しながら、自らが撮影・編集・監督をおこなう映像作品も手がける。物語のあるドキュメンタリーをテーマに、音楽、芝居、多彩なアーティストとコラボレートしながらの映像づくりを目指す。主な作品「ひとひろはん」(~SLOW LABEL、うみとそらのものづくり展2014にて上映)「日光写真のできるまで」(アーティスト木村崇人 SMART ILLUMINATION 横浜2014にて上映)「にちへんに」(板橋区築35年のマンションの交流ドキュメンタリー2014 三井不動産サスティナブルコミュニティ研究会イベントで上映)「浄霊師 神島千尋 いま見えている世界がすべてではないのです」(2015大阪と東京にて上映)。
公式サイト:https://www.youtube.com/user/mitoikeda

 

ありがとうございました!