【インタビュー】坂東美佳,

SLOW MOVEMENT参加アーティスト紹介
今回はミュージシャンの坂東美佳さんです。

坂東美佳 ばんどう・みか(ミュージシャン / 音楽)

 

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◎坂東さんへ、スロームーブメントについて5つの質問

 

Q1:「スロームーブメント」プロジェクトについて
お話を最初に聞いた時には、どういう印象を抱きましたか?

ヨコハマ・パラトリエンナーレから、
ディレクターの栗栖さんの世界にご一緒させていただいています。

そのときに、彼女のパワフルなイマジネーションに飛び込ませてもらい、
金井さんともご一緒させていただき、とても刺激的な時間を
過ごさせていただきました。今回のプロジェクトのさらなる新しい挑戦の数々と、
まだ見えない世界に、自分が何ができるかと思うと心細くなる面もありましたが、
迷わず新しいその世界に飛び込んでみたいと思いました。

 

Q2:プロジェクトの作品制作をする上で、
大切にしていることや工夫していることはなんですか?

衣装や、ダンスも含め、作品の世界観に寄り添うような音楽を作ること。

とくに制作始めは、コンセプトのみで衣装や、振り付け、構成なども
一度に始まるので、まだ見えぬ世界に向けて音楽を作り始めなければ
ならないのですが、そのときにみなさんのイマジネーションに寄り添うように、
また少しでもワクワクしてもらえるように、面白い音色を選んだり、
飽きないようにたくさんのアイデアを盛り込んで試行錯誤しています。

 

Q3:作品制作をおこなっているなかで
一番印象に残ってたことを教えてください。

それぞれの作品パーツが一つにまとまってきて、
リンクしてくると一気にその世界が見えてきます。
その瞬間は、いつも心に残ります。

 

Q4:まもなくプロジェクトのパフォーマンスが初演されますが、ご自身が楽しみにしている見所などを、このページをご覧になっている皆さんに向けてこっそり先に教えてください!

今回は、三角さんの詩の世界が一番に届きました。
そこから、言葉や声と共にみんなでクリエーションしてきたので、
その世界観を楽しんでいただきたいです。

そして、視覚的にも聴覚的にも、新しい試みがいっぱいあるので、
それが一体となる瞬間をとても楽しみにしています。

 

Q5:最後の質問です。「スロームーブメント」の大きなテーマの1つは“旅”ですが、ご自身にとっての”旅“とはなんですか?

自分を解き放つもの。そして、見たことのない世界の中で、
自分を再探索する時間。旅の中では、普段見えなかったことに気付けたり、
接することのなかった人たちに出会えたり。五感をフルに刺激されて、
新しい自分の一面にも気づける気がします。

 

[プ ロフィール]

坂東美佳 ばんどう・みか(ミュージシャン / 音楽)

愛知県にて、音楽家の両親のもとに生まれる。東京芸術大学音楽学部ピアノ科を卒業後、Berklee音楽院にてサウンドデザイン、ボーカルを学ぶ。2010年、帰国後からは自身の音楽活動を続ける傍ら、映像とのコラボレーションや、web、ゲーム等への楽曲提供を行っている。クラシックと電子音楽を背景に持ち、鍵盤と倍音豊かな声を用いての演奏や楽曲制作を通して、人と人を繋ぐ音楽活動を行っている。
公式サイト:http://micabando.com/

 

ありがとうございました!