編み棒を使わずに、ざっくり編んでつくる小物入れなどのシリーズ。ポロシャツの袖や襟に使われるリブニットの残布を使用し、その伸縮性の高さをいかして開発されたスローファブリック。
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ニットワークを中心に様々な素材と組み合わせ、オブジェ、アクセサリーなどをすべて作家の手により制作。日常にあるものをモチーフに、作家が見る世界を自身のかたちに置き換え、ものとして表現。ミュージアムショップやセレクトショップ等で作品を展開、またディスプレイ、ミュージックビデオの美術制作などを主な活動とする。
今年度、「スローファブリック(織りと編み)」というテーマのもと、4組のアーティストが新商品の開発に取り組みました。地域や企業を巻き込み、対話を重ねながら収集される残糸や残布を主原料とし、アーティストが独自に開発した道具や製法を用いてつくる、新しい発想のファブリック製品です。今回のTHE FACTORY 2では、このスローファブリックを中心としたお仕事を用意します。もちろん、織物や編物の経験をしたことの無い方でも楽しむことのできる内容です。お気軽にご参加ください!
編み棒を使わずに、ざっくり編んでつくる小物入れなどのシリーズ。ポロシャツの袖や襟に使われるリブニットの残布を使用し、その伸縮性の高さをいかして開発されたスローファブリック。
ニットワークを中心に様々な素材と組み合わせ、オブジェ、アクセサリーなどをすべて作家の手により制作。日常にあるものをモチーフに、作家が見る世界を自身のかたちに置き換え、ものとして表現。ミュージアムショップやセレクトショップ等で作品を展開、またディスプレイ、ミュージックビデオの美術制作などを主な活動とする。
廃棄された海図を織り、織物にする。海図は解体され、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)になり、交差を繰り返して、新しい海の模様を作り出す。海図はやがて、新しい海の模様とかたちを纏(まと)い、再生する。
古書を織って衣服に仕立てるなど、織り・編みを中心にテキスタイルの手法を用いて、モノに閉じ込められていた「時間」や「記憶」を、新しい形へと再構築していくことをテーマに制作している。第8回スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバルにて浅井隆賞を受賞。
様々なサイズの丸いオリジナル織り機を使って、いろいろな色と模様のまあるいファブリックが生まれる。ひとつでもうれしい。たくさん繋げてもたのしい。糸や素材が織り重なっていくことで、色とりどりの愉快な“おしゃべり”が聴こえてくる。
“織”から始まった興味が、次第にそれをとりまく空間へ。糸が空気を孕みながら布となり、空間に溶け込んでいくこと。そして「何か」を存在させることで、それまで見えてこなかったものが想像さ れることのおもしろさ。繊維を主な素材とし、場の囁きが静かに浮かび上がってくるような働きかけをしたいと考えている。近年は、織物の“モノ”としての魅力を愉しむような活動にも取り組む。
ボードゲームのボードのように広げられた大きな地図をみんなで囲み、梱包などに使われる再生紙バンドでビルや家を編んで置いて行く。それらは、ペン立てやカード入れなど、参加者の自由な発想で編まれた小物入れ。楽しくみんなで街作りを楽しみながら、ものづくりを楽しむ。そんな二重の要素をもった新しい参加型ものづくりのプラットフォーム。
イタリア・ミラノを拠点に、ラタン編みの家具など温かみを感じる作品づくりを行う田原洋臣と、アメリカ、ヨーロッパでの長い海外経験を活かしグローバルな活動を行う剱持貴史が中心となって結成したデザイングループ。個々が行う普段のものづくりから少し離れ、お互いの経験、特性の相互作用によって、より自由で幅広いデザインワークを行うことを目指して活動している。
受付カウンターにある10種類のお仕事メニューから、体験してみたいお仕事を選びます。エプロンと道具を受け取ったら、指示に従ってお仕事スタート。終わったら工場長の検品を受け、無事クリアするとスローマネー(地域通貨)が支払われます。お仕事のあとは、象の鼻カフェで美味しいドリンクやお買い物をお楽しみ下さい。
業務内容 | 所要時間 | 発注数 | スロー | |
1 | 布から指定幅の横糸(よこいと)をつくる | 15 - 20分 | 20m(目安) | S1(種類による) |
2 | 色どうしの相性をイメージしながら糸をこよる | 30 - 40分 | 10本 | S1 |
3 | リズムを刻むようにタグの折り目を縫う | 20 - 30分 | 10本 | S1 |
4 | 梱包用紙バンドで『Paper City』をつくる | 60 - 90分 | 1ヶ | S2 |
5 | リブニットで『pick knit』を編む | 40 - 60分 | 1ヶ | S1(サイズによる) |
6 | 手のひらサイズの織り機で『まるイロ』を織る | 40 - 60分 | 1枚 | S1 |
7 | フラフープで大きな『まるイロ』を織る(グループ向け) | 150 - 180分 | 1枚 | S4 |
8 | 海図を織って『the woven chart』をつくる | 30 - 40分 | 1ヶ | S1 |
9 | 『スローレーベル織り機』で布を織る | 30 - 40分 | 30cm | S1 |
10 | 日替わりのお仕事 | - | - | - |
*予定生産数に達し次第、終了する場合があります。*生産状況によって、その日の報酬レートが変わることがあります。*スローマネーは、象の鼻テラスにて期間中に限り有効です。(3/9-31)*小学生以下の方は、必ず保護者の方と一緒にご参加下さい。
アーティストや福祉施設の職人たちが工場にやってきます!一緒におしゃべりをしながらお仕事をすれば、よりスローな世界を味わえること間違いなし。
13:00 | 受付開始 |
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14:00 | 第一部「これまでのスローレーベル」栗栖良依 (スローレーベルディレクター) |
14:30 | 第二部「これからのスローレーベル(仮)」生駒芳子 (ファッションジャーナリスト) × 栗栖良依 |
15:30 | 終了 |
フリーランス・ライターとして活躍後、VOGUE、ELLEを経て、2004年よりmarie claireの編集長を務める。社会問題を取り上げたファッション誌を日本で始めて立ち上げ、2008年に独立。ラグジュアリー・ファッションからエコライフ、社会貢献まで広い視野でトピックを追求し、新しいメッセージを発信するジャーナリスト、プロデューサーとして活躍中。
ドムスアカデミー/ビジネスデザイン修士課程修了。東京とミラノを拠点に、様々な業種の専門家と新しい価値の創造に取り組む。2010年、右脚に骨肉腫を発病。翌年、障害を抱えた新たな人生をスタート。横浜ランデヴープロジェクトのディレクターに就任し、スローレーベルを立ち上げる。現在は、スローレーベルの商品やプログラム全般の企画開発と推進を担っている。
11:00 - 17:00 (最終受付 16:00) 予約不要・参加費無料。
ファクトリーが稼働していない日も、見学やお買い物はお楽しみいただけます。
2013.03 | 20(水) | 14:00 - 15:30TALK EVENT | |
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09(土) | 13:00 - 17:00 acco | 21(木) | |
10(日) | 13:00 - 17:00 acco | 22(金) | |
11(月) | 11:00 - 14:00 | 23(土) | 13:00 - 16:00 のむらみちこ |
12(火) | 18:00 - 19:00PRESS NIGHT*プレスの方のみ | 24(日) | 11:00 - 16:00 のむらみちこ |
13(水) | 25(月) | 11:00 - 14:00 | |
14(木) | 26(火) | ||
15(金) | 11:00 - 17:00 井上唯 | 27(水) | |
16(土) | 11:00 - 17:00 井上唯 | 28(木) | |
17(日) | 11:00 - 17:00 井上唯 | 29(金) | |
18(月) | 30(土) |
| |
19(火) | 31(日) | 17:00 - 18:00CLOSING CEREMONY |
*プログラムは、やむを得ず変更・中止になる場合がございます。ご了承ください。
象の鼻テラスのシンボルとなっている象の”ペリー”。その足に経糸をかけて、井上唯が4mのまるイロづくりに挑戦します。一人ではとてもつくることのできない、この巨大まるイロ。ぜひ、みなさんの力を貸して下さい!完成後はスロー工場内に敷いて、職人たちの”まるイロ”生産スペースになります。
3月15日(金) 16日(土) 17日(日) 11:00 - 17:00
予約不要・参加無料
フラフープ織り機を使って、自分用の「特大まるイロ(直径約75cm)」をつくることができます。思い出の詰まった洋服やお気に入りの布や糸を持ち込んでの制作も可。フラフープ織り機は最大で4名が囲んで作業に取り組めるので、家族や仲良しグループでの参加もお待ちしております。
要予約:factory@slowlabel.info
参加費:10000円 / 1枚(道具レンタル・材料費・4名分の紅茶込)
所要時間:150〜180分程度
* 予約時に希望日時をお知らせ下さい。
みなとみらい線「日本大通り駅」出口1より徒歩約3分、出口2より徒歩約5分
2013.3.9 (Sat) ‒ 3.31 (Sun)
10:00‒18:00
at 象の鼻テラス
〒231-0002 横浜市中区海岸通1丁目
主催:象の鼻テラス
企画制作:スパイラル/株式会社ワコールアートセンター、スローレーベル事務局
協力:アンダーザツリー株式会社、共進印刷株式会社、小高莫大小株式会社、横浜美術大学テキスタイルデザインコース、中伝毛織株式会社、宮谷産業有限会社、柳沢ウーベンラベル株式会社、柳澤織ネーム株式会社、横浜ランデヴープロジェクト実行委員会、株式会社ワコール
会場構成:OFFRECO ヤマシタマサトシ、横須賀デザイン研究室、高瀬ゆり/横浜美術大学(織り機制作アドバイザー)
アートディレクション&デザイン:SAFARI.inc